性能表示例
感震ブレーカー等の性能評価項目
Ⅰ.出火予防性能【必須項目】
(1)「感震遮断性能」の評価区分(4.2.参照)
- ★ :感震性能を簡易試験により確認(遮断機構が内部化されていないタイプ)
- ★★ :感震性能を標準試験により確認(遮断機構が内部化されていないタイプ)、又は感震性能を簡易試験により確認(遮断機構が内部化されているタイプ)
- ★★★:感震性能を標準試験により確認(遮断機構が内部化されているタイプ)
(2)「予防範囲」の評価区分
- ★ :部分的に通電を遮断する場合
- ★★ :全館(屋内配線を除く)を対象に通電を遮断する場合
- ★★★:全館(屋内配線を含む)を対象に通電を遮断する場合
Ⅱ.避難安全等確保機能【選択項目】
(1)「照明確保機能」の評価区分
― :避難等に必要な照明の確保ができない場合
可 :避難等に必要な照明の確保ができる場合
(2)「通電継続回線確保機能」の評価区分
- ― :回線毎の通電の制御ができない場合
- 可 :回線毎の通電の制御ができる場合
感震ブレーカー等の性能表示イメージ
出火予防性能 【必須項目】 |
感震遮断 | 「★」~「★★★」 |
---|---|---|
予防範囲 | 「★」~「★★★」 | |
避難安全等 確保機能 【選択項目】 |
照明確保 | 「可」又は「—」 |
通電継続 回線確保 |
「可」又は「—」 |
タイプ別の感震ブレーカー等の性能表示例
(1)簡易タイプ
① 感震性能を簡易試験により確認した場合
出火予防性能 【必須項目】 |
感震遮断 | ★ |
---|---|---|
予防範囲 | ★★★ | |
避難安全等 確保機能 【選択項目】 |
照明確保 | — |
通電継続 回線確保 |
— |
② 感震性能を標準試験により確認した場合
出火予防性能 【必須項目】 |
感震遮断 | ★★ |
---|---|---|
予防範囲 | ★★★ | |
避難安全等 確保機能 【選択項目】 |
照明確保 | — |
通電継続 回線確保 |
— |
(2)コンセントタイプ
① 感震性能を簡易試験により確認した場合(製品単体)
出火予防性能 【必須項目】 |
感震遮断 | ★★ |
---|---|---|
予防範囲 | ★ | |
避難安全等 確保機能 【選択項目】 |
照明確保 | 可 |
通電継続 回線確保 |
可 |
② 感震性能を標準試験により確認した場合(製品単体)
出火予防性能 【必須項目】 |
感震遮断 | ★★★ |
---|---|---|
予防範囲 | ★ | |
避難安全等 確保機能 【選択項目】 |
照明確保 | 可 |
通電継続 回線確保 |
可 |
③ 感震性能を標準試験により確認した場合(全館を対象に設置)
出火予防性能 【必須項目】 |
感震遮断 | ★★★ |
---|---|---|
予防範囲 | ★★ | |
避難安全等 確保機能 【選択項目】 |
照明確保 | 可 |
通電継続 回線確保 |
可 |
(3)分電盤タイプ
○ 日本配線システム工業会認定品(JWDS0007 付 2 に基づく)
出火予防性能 【必須項目】 |
感震遮断 | ★★★ |
---|---|---|
予防範囲 | ★★ | |
避難安全等 確保機能 【選択項目】 |
照明確保 | 可 |
通電継続 回線確保 |
— |
総合タイプ
○ 全館を対象に回線毎の通電の制御が可能な場合
出火予防性能 【必須項目】 |
感震遮断 | ★★★ |
---|---|---|
予防範囲 | ★★★ | |
避難安全等 確保機能 【選択項目】 |
照明確保 | 可 |
通電継続 回線確保 |
可 |